歯周病って口の中だけの話でしょ?

一般の歯のはなし

世間でもCMなどで、聞かない日はない、というほど

よく聞くようになった言葉、

歯周病

昔は歯槽膿漏(しそうのうろう)と言われていましたが、

今は歯周病と言われています。

その名の通り、

歯と歯の間の汚れが炎症を起こし、

やがて骨を溶かしていくのが歯周病です。

でも、

なんか大袈裟だな

って感じませんか?

だって、口の中だけのことでしょう。

そりゃ、歯周病が相当悪化して歯がグラグラになったら困るけど

死ぬわけでもないし・・・

どうせ歯科医師が儲けたいから

大きく取り上げているだけでしょ。

とか、思ってた時期もありました(爆)

歯周病が全身に与える悪影響

特に歯周病が全身に与える悪影響として

よく知られているのは「糖尿病」です。

今回は歯周病と糖尿病の関係についてお話します。

糖尿病とは言わずもがな、

網膜症(目の病気)

腎症(腎臓の病気)

神経障害

三大合併症など、おそろしい病気です。

それだけで寿命を10年縮めると言われている

かかりたくない病気の一つですね。

歯周病と糖尿病はどちらかがひどくなると、

もう一方も増悪するといった関係と言われています。

いわばデフレスパイラルのようです。

なぜ歯周病が糖尿病を増悪させるか

歯周病は歯ぐきの炎症の病気です。

なんだ、歯ぐきの炎症なんてたいしたことないじゃん、

と思いきや、

歯ぐきの溝が4ミリあったとすれば、その面積は

なんと手のひら分の面積、

それが年中悲鳴をあげているわけです。

そりゃ、全身に悪影響を与えるわけです。

歯周病菌が出した内毒素と言われるものが、

体の免疫システムを刺激して

結果的にインスリンという血糖を下げる分泌物の作用を下げ

糖尿病になってしまいます。

詳しくは日本歯科医師会のホームページなどに丁寧に書いてあります。

歯周病と糖尿病の関係|歯周病と糖尿病 – 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 (jda.or.jp)

大雑把に言えば、

歯周病菌が炎症を引き起こす

炎症によって糖尿病をおさえるインスリンという物質の作用が低下する

血糖がコントロールできず、糖尿病になる

ということです。

糖尿病が歯周病に与える悪影響は?

糖尿病になると

細菌に対する抵抗力、組織の修復力が下がります

普段はどうってことない歯周病菌も

なかなか治らなくなります。

実感としてもその通りで、

きっちり歯みがきを頑張っても

歯周病の改善は遅く、出血もしやすい状況は続きます。

甘いものに注意!!

歯科医師の立場として、

甘いものを勧めることはほとんどありません。

一つは、むし歯ができるメカニズムに

砂糖が関わってくるからです。

以前紹介した記事はこちらです

それと同時に、むし歯菌に十分な耐性を持っている人であっても

やっぱり勧めたくありません。

それは、糖尿病が全身に引き起こす悪影響を知っているからです。

たとえ、むし歯になりにくい体質でも、

将来糖尿病になってしまうことはどうしても避けたいわけです。

まとめ

歯周病と糖尿病の危険な関係を紹介してきました。

むし歯の数は皆様の予防への知識が広まった結果、

年々減っていますが歯周病は大きな問題として立ちはだかっています。

継続的な歯医者の受診を今後も勧めていきたいところです。

最後まで

お読みいただき有難うございました( ^^) _旦~~

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