3秒ルールならぬ、歯の48時間ルールって聞いたことありますか???

3秒ルールとは

3秒ルール、それはバスケットボールの用語である。

ウィキペディアによると、制限区域で、

オフェンス側のプレイヤーは3秒を超えてとどまることは出来ない。

この3秒ルールに違反することはヴァイオレイションである。

と書かれています。

スラムダンクという漫画にハマった私近くの世代の方なら

常識のようなルールと思われます。

それがおそらく起源となったのか、

世間でも他の知られた3秒ルールってありますよね。

あの、

落とした食べ物を素早く3秒以内に拾えば大丈夫っていう。

これ、世界でも3秒ルールとか5秒ルールとして

通説として広がっているそうですが、

地面に落ちてすぐの段階で大量の細菌にまみれて

ルールとしてはあやまりだそうです!!

科学的に測定したという実験もあるそうです。

まあ、常識的に考えてそうだろうな、とは思います残念。

歯医者における48時間ルールとは

はい、皆様からよく聞かれる質問に、

1日何回、歯みがきをすれば良いでしょうか??

忙しくて朝と夜しか磨けてないですが、大丈夫でしょうか?

子供の仕上げ磨きが夜しかできません。どうしましょう?

これに近いような疑問、

持たれたことはありませんか?

結局1日何回歯を磨けば良いの?

私の周りでも毎日ものすごい回数、

歯みがきにこだわりを持っている方があります。

知っている方で10回以上、

休憩時間のたびに歯を磨いている人があります。

その行動を否定することはありません。むしろ尊敬します。

ただ、職種や環境によって、

歯を磨けるタイミングって決まってきますよね。

結局1日何回歯を磨けば良いか、一つのお伝えの仕方を紹介したいと思います。

医学的な観点から

実は、一度綺麗にした歯に

改めて細菌がくっつき、

悪さをし始めるまでに要する時間は・・・

自分の知っている論文では

48時間

と言われています。

これを著者が勝手に48時間ルールと呼んでいます。

つまり、歯を完全に綺麗にしておけば

極論言えば、2日間磨かなくてもギリギリセーフなのです!!

現実的な解答は

こう聞くと、

あのブログにこう書いてあったから、

俺はもう2日に一回しか歯を磨かんぞ!!

とか言われそう!

いや、そういうことが言いたいのではありませんからね。

歯科関係の皆さんや専門家の先生方から絶対叱られますから。

歯みがきの回数はもちろん多い方が良いに決まっています。

1日1回より、2回、3回の方が良いです。

口臭が気になる方はもっと多いかもしれません。

しかし、子供の仕上げ磨きが1日1回しかできない、

どうしよう、

と言われる親御さんへのアドバイスなら、

夜にしっかり磨きあげると大丈夫ですよ、

という言い方になるわけです。

大事なのは回数よりも、

確実に歯の各面や隙間にしっかりブラシがあたること

そこです。

ですので、おススメしている一例としては

朝は上の歯を中心に磨き、夜は下の歯を中心に磨き

1日トータルで余すところなく磨ききりましょう。

みたいな言い方です。

歯科医師の中でも、

毎朝に完全に磨いて、その後は磨かない先生もあります。

人によって歯みがきのできる時間や回数は異なると思います。

だから歯みがきの勧め方もその人の環境にあわせて、

ということになってくると思います。

まとめ

今回は知っているようでわりと知られていない

48時間ルールについて紹介しました。

とはいえ、歯科医師の立場としては

やはり1日2回以上歯を磨いてほしいというところはあります。

目標はむし歯をつくらないことですから、

それぞれの環境にあった歯みがきのスタイルで

むし歯ゼロを一緒に目指していきましょう。

今回も最後までお読みいただき、

有難うございました(*'ω'*)

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