いつまでも若いと思ってませんか?口の中に忍び寄るオーラル・フレイルとは??
年齢を重ねると、
みんな少しずつ筋力が衰え、体の動きも悪くなってきます。
こういう年齢を重ねて、心身の活力や筋力、社会活動が低下した状態を
フレイル
と言います。
フレイル?なんか、RPGに出てくる武器みたいでかっこいい?
たしかにこれもフレイルですが、このフレイルではありません。
今や、医学や介護の現場では
結構使われる言葉になってきてるんですよ。
そして、歯科の分野で言えば、
オーラル・フレイル
というのが問題になり、オーラルとは「口の」という意味ですから、
その予防をしていこう、というのが今日のトレンドというわけです。
オーラル・フレイルとは?
唇や舌・歯やのど、食べたりしゃべったりする機能が
低下している状態ということですね。
たかが、口のことと思いますか???
以前、紹介しましたが日本人の死因にも関わってくる
深刻な問題だったりします。
(以前の記事はこちら⇒誤嚥性肺炎について)
ですから、現在の医学では「オーラル・フレイル」を防いで
口の機能を保つことを、人生100年時代の健康増進のために
とても重要視しているんですね。
さて、オーラル・フレイルを診断する具体的な項目を紹介しましょう。
1最近、滑舌が悪くなった
2お茶や汁物でもむせる
3さきいかやたくあん程度の硬さの物を食べることが難しい
4食欲がない
5食べこぼしが増えた
6舌や唇をかむことが増えた
ドキッ!!!!???
いくつか心当たりのある方は、
オーラル・フレイルの予備軍かもしれません。
オーラル・フレイルの予防法
さて、そんなオーラル・フレイルの予防ですが、
案外シンプルに成し遂げることができると思います。
以下のことを可能な範囲で実践してみましょう。
・食事
特に大切なのは、タンパク質とビタミン類ですね。
どうしても食事を簡単にすませようとすれば
コメやパン、パスタなどの炭水化物中心になってしまいますが、
肉や魚、卵、野菜が筋肉のもとになります。
・会話、カラオケ
どんどん声を出しましょう。
大声で歌うことは、肺の機能を高めて口の機能も高めます。
そういえば、最近カラオケに行ってないな、、、
誰か、誘ってください(´・ω・`)
・口や頬の筋トレ
口を開けたり、閉じたり。
口を閉じて、頬をふくらませたりへこませたり。
まとめ
今回の記事は尊敬する
心療内科の明橋先生のハッピーアドバイスの内容を
参考にさせてもらいました。
いつまでも若くありたいものです。
今回も最後までお読みいただき
有難うございました(*^-^*)