結局、最も良い歯の磨き方ってどうすれば良いの?
歯科医院に通っていても
学校でも歯みがきのやり方を学ぶ機会があると思います。
さて、
最も良い歯の磨き方ってどうすればいいでしょうか。
歯並びや、歯の有無、傾きなどは十人十色、
もちろん汚れやすいポイントや歯石が溜まりやすい場所、
虫歯になりやすい部位、
全部人によって違います。
だから、答えを一つに絞るというのは
大変難しそうな話です。
教科書的にもバス法、スティルマン法、ローリング法、チャーターズ法など
国家試験対策で出てきそうな磨き方がいっぱいです。
でも、でもさぁ、
やっぱりお勧めの歯の磨き方を紹介してほしいよ。
という方、結構お聞きします。
ですので、これ一つが答えではありませんが、
一つの参考として、
ゴールデンスタンダードと言われており、
大人も子供も動かし方が簡単で、
清掃効率も高い方法を紹介していきます。
今回紹介するのは
さて、今回紹介するのは、
スクラビング法
と言われる方法の紹介です。
scrubbingとは「ごしごしこすって洗う」という意味だそうです。
さて、地元の歯科医師会の画像を借りてきました。
はい、こんな感じです。
言葉で説明すると、
画像のように
歯ブラシを歯と歯ぐきに90度(内側は45度)になるようにあわせて
歯を二本ずつ取り囲むように
細かく10往復ずつ動かしながら磨いていく方法です。
大雑把に言えば、
歯を二本ずつ10往復させて、
順番に歯のおもてうら、上下を順番に進めていきましょう
ということです!!!
これにより、毛先が歯と歯の間に入り、
歯間部の汚れもきちんと取り除くことができます。
歯周病の予防の磨き方としては
最もオーソドックスで勧めやすいです。
何か注意することはあるの?
この磨き方、どれくらい時間がかかるんでしょうか。
はい、はじめの頃、慣れない頃は10分くらい、
慣れてくると5分くらいと言われています。
ですので、2~3分でハミガキが終わってしまうという人は
もしかしたらどこかに
磨き残しがあるのかもしれませんね。。。
注意点があるとすれば、あまりに強くブラシを当てすぎないことです。
歯肉退縮と言って
歯ぐきにダメージを与えてしまうことがありますから。
また、この磨き方のみならず
一種類の磨き方ですべてをカバーする、ということはできません。
ですので、スクラビング法だけで
虫歯も、歯と歯の間の汚れもすべて解決、
というわけにはいかないんですね。
じゃあ、どうすればいいの?と聞かれると
それこそ、歯科医院の出番、ということになります。
個々にあわせたアドバイスをいただくことをおススメしたいと思います。
まとめ
花粉の季節になりました。
花粉症の私にはつらい季節ですが、
寒さも和らぎ、歯科医院も多くの患者さんでにぎわっています。
とはいえ、何年も通ってなかった人が久しぶりにやってきて
虫歯が見つかった、ということもしばしば。。。
継続して通うのって大切だな、と実感をもって感じる毎日です。
今日も最後まで
お読みいただきまして有難うございました(*^-^*)