むし歯予防に欠かせない〇〇〇を使っていますか?
ほぼ完ぺきに歯みがきはできている。
磨き残しもないはずだ。
1日、3回以上時間をかけて歯みがきをしている。
しかし、
しかし、
むし歯ができてしまった!!!
どういうことだ!いい加減にしないか!
こんな人はありませんか?
特に熱心なお母さんや、完璧主義者の方、
大変な努力をされている方であればあるほど
その衝撃は大きいものになることでしょう。
はたしてブラシが歯面全体に当たっていますか?
むし歯になって残念という気持ちもよく判ります。
ただ、ブラシがきっちり当たっているのに、
むし歯になるということは基本的にはありません。
では、どのような可能性があるでしょう?
賢明な皆さまならすでにお気づきかもしれませんね。
ん?
もしかしてブラシだけでは届かないところじゃね?
はい、その通りです。
歯みがきの際に、ブラシが当たりきらない部位があります。
それはどこでしょう??
例えば、歯の溝の深いところ!
そうです。他には?
歯と歯の間!!!
それです!歯と歯の間は適当な器具を用いないと
汚れを取りきることは難しい部位なのです。
では、最強武器を紹介しよう
はい、もったいぶっていますが、
最強武器はこちらです!!
フロスちゃん
と言います。可愛いですね。
うちの小児歯科で購入できるもので一般でも手に入ります。
そう、答えは
デンタルフロス
です。
完全な糸タイプのこんなデンタルフロスでも良いです。
糸を歯と歯の間に通して、
歯間部の汚れをとりきりましょう!
言うほど最強ですか?
はい、最強というには弱い気もしてきました。
しかし、むし歯の好発部位の汚れを落とす、
という意味では必須と言っても良いはたらきをします。
フロスでしか取れない部位はたしかに存在しますから。
むし歯のできやすい部位の一つに
歯と歯の間があります。
しかし、ここをむし歯にしてしまうと
むし歯をとりきるために
歯の健全な部分から削っていって
歯に大きな穴を開けていかねばならないのです!!
これが実に勿体ない。
歯みがきが上手なのに、
歯の間にできたむし歯のせいで
歯を大きく削り
歯に白い詰め物や、金属やセラミックのかぶせものを
しなければならないのです。
まずは3日間試してみよう
歯の間のむし歯を避けるためにも、
是非、薬局や歯科医院、ネット販売でも良いので
デンタルフロスを試してみましょう。
多分、歯と歯の間から出血してくる人が多いと思います。
(これは過去まとめた記事がありますのでくわしくはこちら)
危なかった。
出血してきたところをフロスで3日間続けてみましょう。
血がとまってきます。
更に1週間続けてみましょう。
歯ぐきが引きしまってきます。
できれば1日1度で良いので夜に通すことをおススメしています。
ちなみにブリッジなどのかぶせものによって
フロスが通らない人には
歯間ブラシ(一本ブラシ)を勧めることもあります。
これは機会あればまた紹介します。
まとめ
デンタルフロスは、私も歯学部に入るまで
その存在すら知りませんでした(汗)
ですので、この記事を読まれた皆様は私よりずっと立派です。
習慣化するまでは大変ですが、
お互いに頑張りましょう。
最後まで
お読みいただき有難うございました(*´▽`*)