8020運動開始から30年、あれからどうなった?
昭和が終わり、平成に移り変わった1989年、
当時の竹下内閣が消費税をはじめて導入した年です。
(竹下登元総理です)
ということは
それまで消費税って存在しなかったんですね、、、
いいなぁ、
私も生まれてはいましたが、あまり記憶にありません(汗)
さて、1989年は歯科にとっても一つの分岐点でした。
まだまだ虫歯が多かった時代、
日本歯科医師会と厚生省は一つの大目標をたてました。
それが
8020運動
です。
8020運動とは
これは、
80歳になっても
20本以上自分の歯を保とう
という運動です。
歯は親知らずを除けば28本あって、
大体20本以上歯が残っていれば
大抵のものは食べられる、というところから生まれた
一つの大目標でした。
当時小学生くらいだった私も
よくその啓発活動を耳にしたものです。
そして開始された当初、達成している人と言えば
10%に満たなかった、と言われます。
確かに、この達成率を上げるというのは
歯科にとっても、厚生省にとっても大目標になりそうですね。
あれから、どうなった?
さて、あれから30年以上が経って
8020運動はどうなったか?
厚生労働省のデータを確認したところ・・・
おお!
2016年の時点で、50%を超えているではないですか!!
80歳以上の方でも2人に1人は
おいしくものが食べられる時代になったんですね。
ありがとう、平成時代。
これからもますます増加しそうで
なかなかたのもしい変化になってきました。
とはいえ、まだまだ半分です。
読者の全員が8020を達成できるよう
お互い頑張っていきましょうね。
毎日の歯磨き、歯科の定期健診が
大きなポイントになってきます。
今後の目標は???
最近では8520運動、とか9020運動が
叫ばれているそうです。
うーん、8020に比べるとインパクトに欠けるような、、、
でもまあ、いずれにせよ
健康寿命が重視される時代、
一生おいしいものを食べられるように、
日々、取り組んでいきたいものです。
まとめ
平成という時代を経て
8020運動は飛躍的に進んでいると言えるでしょう。
とはいえ、長寿社会に突入した現代、
何か画期的な大目標を掲げたいものです。
写真はこの前食べた鴨南蛮、
一生おいしいもの食べたいですね♪
今回も最後までお付き合いいただき
有難うございました(*´ω`*)