「一口30回噛みましょう」。これ、本当?
子供の頃から、よく言われた言葉、
「ものはよく噛んで食べましょう。
一つの食物につき、30回は噛みましょう」
調べてみると、今日でも言われているみたいですね。
しかし、そんな期待とはうらはらに
最近はそんなに硬いものって、減ったイメージがあります。
コンビニ、ファミレス・・・
うーん、時代の変化でしょうか。
昔はスルメイカとか、
よく噛まねばならないものを勧められていたものだなぁ(遠い目
噛む、ということに一体どのような効果があるのでしょうか。
噛むこと(咀嚼(そしゃく))のメリットは?
さて、多く噛むことによる利点はいくつかありますが、
その代表的なものを紹介します。
・唾液の分泌
噛む際、唾液腺が刺激され唾液が出てきます。
・満腹中枢の刺激
噛むと、満腹中枢が刺激されて
食べなくともお腹いっぱいになります。
これは、、、ダイエットに最適!?
・顔の筋肉が発達
発音や表情にも良い影響を与えます。
脳にも刺激を与えて認知症予防になるとか。
・消化・吸収がしやすくなる
etc・・・
さて、詳しく知りたい方は
日本咀嚼学会という学会が
咀嚼による効能を
「ひみこの歯がいーぜ」とまとめているようです。
私はこれをきっちり学んだわけでないので、適当なことは言えませんが
勧めている歯科医院もあるようですね。
30回噛むことは現実的か?
はい、噛むことについての効果は
紹介してきましたが、
現実的に本当に30回噛む必要があるでしょうか。
正直実際はかなり難しいと思います。
現代人の噛む回数は10~20回と言われています。
食卓に並ぶもので一つにつき30回噛める噛み応えのあるものは
少ないでしょう。
数えることにあまり意味はありません。
ただ、流し込むような早食いよりは、
丁寧に味わって食べることを心がけることを
おススメしたいと思います。
まとめ
早食いは消化吸収にも悪く、
人と接する大事な機会を失うことも多く、
決して良いこととは言えません。
自戒もこめて今回紹介してみました。
ただ、短い休憩時間に食事を放り込む医師の方々、
勉強の合間にささっとおにぎりを食べる学生さん、
いろいろな立場の人があると思います。
本当に頭が上がりません。
改めて食事のあり方を考えてみたいと思う今日この頃でした。
今回も
最後までお読みいただき有難うございました('ω')ノ